Plastic surgery

形成外科

形成外科について

形成外科は、体の表面に見られる様々な変形や機能的な障害を治療する診療科です。
生まれつきの異常から、外傷や皮膚の腫瘍といった後天的な原因によるものまで、幅広い症状に対し、主に手術などの方法を用いて、可能な限り正常な状態に近づけることを目指しています。

こんな症状があれば形成外科へ

  • けが(切り傷、裂傷)
  • ほくろ
  • やけど
  • 傷跡・ケロイド
  • 粉瘤・脂肪種など
  • 皮膚腫瘍
  • あざ
  • 脇汗(多汗症)
  • 皮膚がん
  • いぼ
  • 巻き爪

形成外科での
主な疾患や治療方法

  • 傷あと・ケロイド

    擦り傷や切り傷といった外傷や熱傷(やけど)、手術後の傷痕、あるいはニキビ痕などが原因で、皮膚に傷あとが残ることがあります。一般的に、深い傷ほど目立つ傷あとになりやすいですが、たとえ浅い傷であっても、広範囲に及ぶ場合は見た目の上で気になることがあります。
    傷あとにはいくつかの種類が存在しますが、「肥厚性瘢痕」は、深い傷の後に見られ、傷ができてからしばらくの間、赤く硬く盛り上がることが特徴です。とくに、胸やお腹の正中部、さらに肩の手術後や外傷後などにできやすいと言われています。さらに、皮膚の深い部分にある真皮で炎症が持続することで生じ、体質が影響するケロイドという傷あともあります。

    治療について

    傷あとの治療法としては、外科的に瘢痕を切除し、再度綺麗に縫い合わせる方法がありますが、ケロイドは再発やさらに悪化することがあるため、慎重な対応が必要です。ステロイドの局所注射や内服薬、さらに色素レーザー照射を用いた治療などがあります。

  • やけど(熱傷)

    日常生活で頻繁に起こる外傷の一つに熱傷、いわゆるやけどがあります。やけどは、高温の液体や固体が皮膚に一定時間以上触れることで発生し、火や爆発によっても引き起こされることがあります。また、比較的低い温度(44~60度)でも起こりうる低温やけども存在します。その他には、薬品(酸性やアルカリ性の溶液など)による化学熱傷や、電気(家庭用電源、落雷など)による電撃傷なども挙げられます。
    特に、幼いお子さんのやけどでは、炊飯器や電気ポットの蒸気が出る部分、ストーブの温風が出る箇所に誤って触れてしまう事例が多く見られます。やけどをしてしまった際には、15~30分ほどしっかりと流水で冷やすことが重要です。水ぶくれができた場合は、できる限り潰さないように注意しましょう。

    治療について

    やけどの治療においては、初期の対応が非常に重要です。当クリニックでは、切り傷の縫合処置はもちろんのこと、やけどの重症度を正確に診断し、外科的な治療も含めた適切な治療を行います。重度の外傷や広範囲のやけどの場合には、連携している医療機関をご紹介することもございます。

  • いぼ

    いぼには様々な種類があり、その治療法もそれぞれ異なります。代表的なものとしては、顔や首に出やすい老人性いぼ(脂漏性角化症)、そして手足や顔にできやすいウイルス性のいぼ(尋常性疣贅と扁平疣贅)などが挙げられます。

    治療について

    いぼの一般的な治療法としては、液体窒素を用いた凍結療法、電気や炭酸ガスレーザーで患部を焼灼する方法、あるいは大きな老人性いぼは外科的にメスなどで切除する方法などがあります。また多発性のウイルス性いぼにはヨクイニン内服も行うことがあります。

  • ほくろ

    ほくろは良性の皮膚腫瘍の一種で、表皮にあるメラノサイトという色素細胞が集まることで黒い斑点として現れます。その形状は様々で、盛り上がったものや平らなもの、あるいは毛が生えているものなどがあります。生まれたときから広範囲にわたって色素性母斑が見られる場合は、巨大色素性母斑と呼ばれることがあります。なおまれにほくろのがん(悪性黒色腫メラノーマ)との鑑別が必要となることがあります。

    治療について

    基本は切除術ですが、傷が残ります。ただし小さなほくろは炭酸ガスレーザーを照射し、皮膚の水分を利用してほくろの組織を蒸散させることで取り除きますが、再発や軽度の瘢痕や色素沈着が生じる可能性があります。

  • 粉瘤(ふんりゅう)

    粉瘤とは、皮膚の下に袋状の組織が形成され、その内部に垢や皮脂が蓄積して生じる良性の腫瘍です。体のあらゆる部位に発生する可能性があり、初期には数ミリ程度の皮膚の隆起として見られますが、徐々に増大し、数センチメートルほどの半球状に成長することもあります。

    治療について

    粉瘤は一種の腫瘍であるため、根本的な治療は、その内容物を含めた袋状の組織を完全に摘出することです。自然に治ることはなく、徐々に大きくなる傾向があり、細菌感染を起こすと腫れて不快な症状を伴うため、比較的小さいうちに手術で取り除くことが望ましいと言えます。
    細菌感染により炎症を起こした粉瘤に対しては、抗菌薬の内服治療を行うこともありますが、膿が蓄積している場合には、局所麻酔を行った上で皮膚を切開し、内部の膿を排出する必要があります。

  • 巻き爪

    巻き爪とは、爪が幅方向に湾曲し、下の皮膚を挟むように内側に巻いている状態を指します。一方、陥入爪は、爪の両端が周囲の皮膚に食い込むことで、炎症、腫れ、痛みを引き起こします。時には、傷口が化膿することもあります。巻き爪と陥入爪は、しばしば合併して発生することがあります。

    治療について

    巻き爪や陥入爪の治療には、手術によらない方法と手術による方法があります。症状の程度に応じて、最適な治療法を選択します。手術が必要な場合、多くは、食い込んでいる爪の一部を切除し、状況によっては、巻き爪や陥入爪の原因となっている爪の根元や側爪郭を直接切除する手術を行うこともあります。また肉芽腫ができているのは場合は焼灼します。

当クリニックでは、様々な症状に応じた
レーザー治療を行っております

当クリニックでは、患者様のお悩みに合わせた多様なレーザー治療をご提供しています。シミやくすみ、そばかすといった色素沈着の改善から、ニキビ跡や傷跡の修正、さらには脱毛まで、幅広いニーズに対応可能です。最新のレーザー機器を使用し、肌への負担を最小限に抑えながら、より効果的な治療を目指します。事前の丁寧なカウンセリングで、患者様一人ひとりの肌の状態やご希望を詳しくお伺いし、最適な治療プランをご提案いたしますので、安心してご相談ください。

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